月の見える窓


2015年07月05日 読了
 キャバクラのスカウトマンをしている晶彦。ある日、スカウトした女の子の一人、麻衣が子供を残して姿を消した。
麻衣を探し始めた晶彦は、麻衣の元夫や関係者を探るうち、もう一つの誘拐事件にいきつく。
それを解決しなければ、麻衣は見つからない。晶彦は誘拐された子供のために走り回ることになる。

 『オリンピックの身代金』と似た読み応え。
最後に残る犯人に、こんなゲーム感覚の脅しが考えられるのかと疑問に思うこともあったが、後半で増すスピード感が違和感を薄れさせる。

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