2015年04月25日 読了
「札幌の雪堆積場に死体を埋めた」という謎の封書が警察に届き、捜査員は頭を抱える。雪を掘って確認するには金がかかりすぎ、どうせ死体なら自然に溶けて出てくるまで放っておいてもいいのではないかという思いがあるからだ。
そんな中、駆け出し刑事の仲野久は、先輩と共にその死体と思われる被害者の家で出会った娘に目を止める。
「変態の専門家」である春やその家族は、キャラクターとして魅力的。
でもその割にそれぞれの能力はあまり生かせていないように思える。
事件も彼らの行動も、一般人とそう変わらない。
前作の内容も覚えていないくらい薄い。
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