2009年10月16日 読了
玄関を中心にして古書店と喫茶店を営む堀田家。
一家の大黒柱を中心に4世代が住む大家族。
語り手は幽霊のおばぁちゃんというのも面白い。登場人物の多さに最初は戸惑うけれど、個性がしっかりしているのですぐになじめる。
ドタバタがじんわり暖かい。章ごとに話は完結するのだが、これだけの人の多さを短い話の中でまんべんなく全員を登場させ、影の薄い人物がいないうえに混乱させない。
古書店というところ、子供たちの名前が色の名であるということ、、、。私の好きなポイントがよけいにひきつけられた。
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