標的(下)


 ケイやルーシーが考えるよりも上をいく犯罪者。
連続殺人事件のつながりを見つけていくうち、権力者とその息子にたどり着き、やっと悪事を告発できると思ったその時、素晴らしいタイミングでその権力者の死亡のニュースが流れた。
偶然ではありえないと急いで証拠を集めに出かけるケイとベントン。
そこで、衝撃的な事実を知ることになる。

 すでに死んだはずの人のツイッターアカウントからケイに届いたメッセージ。盗まれた車、書き換えられたルーシーのDNAデータ。
ルーシーの立てた予想は、ルーシーを怖がらせ、その様子にケイは傷ついていく。
そしてやっぱり、死んだと思ったのに遺体を確認しないでいた犯罪者が登場する。
「やっぱり」感ががっかりさせられる。
狙撃の腕も天才的な犯罪者がなぜケイにだけ失敗するのか。都合がよすぎる。

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