深紅の碑文 (上)


2014年05月14日 読了
 25世紀、陸地の大部分が水没した世界。
少ない物資を奪い合う人間は、陸地に生きる民と、生物船<魚舟>と共に海で暮らす民とに分かれた。
そしてさらに地球すら危機にあるという発表がなされ、人々は【その日】に恐怖し、さらに物資を蓄え始める。

 明らかに枝分かれして進化した2種の人間が、言葉は通じるが故に衝突する。
物語の世界に入り込めるまでは理解できない言葉も多く戸惑うが、その後は夢中であっという間に読んでしまった。
ただ、ザフィールの人格の変化は不自然。環境のせいというには違和感がありすぎた。
これには前作があるらしいのでそちらも気になる。

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