深紅の碑文 (下)


2014年05月16日 読了
 陸の民と海の民の和平のために、パンディオンの理事長・青澄は休まず話し合いを続ける。
支援団体とラブカ、宇宙開発、それぞれの団体の思いが少しも近づくことのないまま、ラブカのリーダーは死に、アニスは身を隠し、マキーリ号の打ち上げは延期になる。

 タイトルも、目次の後の宇宙船の図のこともすっかり忘れていたせいで、<大異変>の事ばかり考えてしまっていたけど、本来の軸はそうじゃなかったことに読み終わってから気づいた。思いのほか青澄に感情移入していたのかもしれない。

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