2016年09月19日 読了
盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下・秋穂。
二人が担当した空き巣は、金目のものがあるところだけを的確に見抜き、他には手も触れないという凄腕の窃盗犯・ダケ松の犯行と思われた。
しかし、すぐにつかまったダケ松の供述を聞いた二人は、違和感を持つ。
空き巣の事件から、国宝の窃盗事件へと事が大きくなる。
それは、犯罪に関わる者たちが、それぞれのプロ意識と技をかけた行動だった。
相変わらずすぐ忘れそうな話だけど、関わる者たちの思いは丁寧に書かれていて飽きずに一気に読める。
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