2017年01月16日 読了
変人伊良部医師再び。
ベテランの空中ブランコ乗りが、突然飛べなくなった。
「きっと新しくやってきた奴が嫌がらせしてタイミングをずらしているんだ。」
そんなことを訴えたら病院へ行けと言われてしまう。
今度もぶっ飛んだ伊良部に苦笑いが漏れる。
個人的には夜な夜な「点」をうちに街をうろつく話が楽しかった。
完全に犯罪だけど、どこか子供の悪戯感があるのは伊良部だから。
前作より注射への変質的な執着の描写は少なかったからか、伊良部がもっと子供に見えた。
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読書と編み物の記録