血霧(上)


 殺人鬼ドーン・キンケイドの母で、女子刑務所にいるキャスリーン・ローラーからの依頼で接見することになったケイ。
ところが、レンタルした車が違っていたり、予約したホテルも誰かにキャンセルされていたりと不審なことが起こる。
それはルーシーとジェイミーが仕組んだことだった。

 仕組まれたことに腹を立てながらも放っておけずに付き合うケイ。
しかし、身近な人に様々なことを黙っていられたことにばかり気を悪くしている。
愚痴が多いのは以前からだが、誰もかれもを責めるのにはうんざりした。
9年前の事件に新事実が出てきたことに興味を惹かれて付き合うことにしたケイだが、あまり主体的に動いてないのでだらけた感じ。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。