投稿日: 2019年11月14日2019年11月14日 投稿者: moko一朝の夢 2015年07月10日 読了 体格はいいのに気の弱い同心・中根興三郎は、朝顔を育てることが生きがいだった。 夢は、黄色い朝顔を咲かせること。 興三郎の朝顔好きから巡り合う人たちは皆、信頼できるいい人ばかりなのに、それぞれが信じる正義の前で起こる悲劇に、何もできない興三郎は苦しむ。 やがて起こる桜田門外の変。興味深い登場人物ばかりだが、史実が描かれ始めると急に失速したように個性が消えた。興三郎の人生を中心に描いてほしかった。 一朝の夢 (文春文庫) [ 梶 よう子 ]価格:781円(税込、送料無料) (2019/11/14時点) いいね:いいね 読み込み中… 関連 br>