夜の光


2010年03月21日 読了
 月に1度だけの観測日にのみ活動している天文部の4人は、いろんんなものと戦っている。

 それぞれの季節で、それぞれが戦う物語が、気持ちのいい距離感で綴られる。

 月に1度しか会わない仲間、沈黙が流れ、一人になって星を眺める。心地よい距離。

 坂本司の本の中で一番心に残る作品だった。

 星のようにあってほしい人が、私にも確かにいる。

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