2016年01月29日 読了
辛い戦争を乗り越え、やっと二人ですごせるようになったヴィクトリカと一弥。
ニューヨークへついた二人は、姉の瑠璃のところに一時身を寄せることにした。
ところがついてそうそう、謎に見舞われる。
二人が探偵事務所をひらく前の話。
仕事と家を探しに歩く一弥と、家とはどんなものなのかを知らないヴィクトリカのかみ合わない会話と、ボクシングの試合で戦う友人同士のかみ合わない記憶が混乱を招く。
一弥の、あちこちの騒動に巻き込まれて慌てふためく様子はよくわかるが、それがうるさすぎて内容が薄らいでいる。いい話よりオチのないギャグが圧倒的に多いためうんざりする。
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