迷子石


2016年01月22日 読了
 見習い医師の孝之助は、絵を描くのが趣味である。
見習いの身ゆえの暇さを使い、近所の子供たちと絵を描いていた。
しかしあるとき、藩の一大事となる噂を聞き、藩の存続のために知恵を絞る。

 妙に気の許せる富山の薬売り、突然殺された父の事件の真相、様々な疑問を解くため孝之助は得意の絵で密書を作る。
それは伏線として所々にあり、すぐにネタとわかるが、こんな構成の物語は作者にしてはめずらしい。
スリルはあるが説明が多くて退屈。

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