2019年10月05日 読了
推理作家の香月史郎は、後輩の結花に頼まれ、一緒に霊能者の城塚翡翠のところへ向かった。そこでの相談の後、結花は何物かに殺されてしまう。真相を確かめようと、霊媒だという翡翠と共に事件を追うことにした香月は、不思議な体験をすることになる。
警察に協力するという名目で、翡翠の力を借りていくつかの事件を解決する香月。
翡翠の挙動が嫌悪感を誘う。しかし最後にどんでん返しが待っていて、その理由が語られるのだが、これまでの悪印象を相殺する効果はなく、むしろ深まる。
読後感は嫌悪でいっぱいになり、我慢して読んだ後悔しかない。
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