2011年04月24日 読了
せっかくなった医者を辞め、インターポールに就職が決まった主人公が、研修で日本に帰ってきた。
その時出会う、初恋の女の子。
しかしその子は、死んだはずだった。。。
全ては後遺症のように、みんなの中に残っている事件。
読むほどに、「このストーリー、知っている気がする」と感じていた。初めてなはずなのに。
調べてみるとドラマになっていた。もしかしてそれを観たのかもしれない。全く記憶にないけれど。
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読書と手芸の記録
2011年04月24日 読了
せっかくなった医者を辞め、インターポールに就職が決まった主人公が、研修で日本に帰ってきた。
その時出会う、初恋の女の子。
しかしその子は、死んだはずだった。。。
全ては後遺症のように、みんなの中に残っている事件。
読むほどに、「このストーリー、知っている気がする」と感じていた。初めてなはずなのに。
調べてみるとドラマになっていた。もしかしてそれを観たのかもしれない。全く記憶にないけれど。
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2011年04月06日 読了
朝起きたら、幼馴染とタイムトリップしていた。
大人の記憶を持ったまま、小学5年生に。
その日から、寝て起きたら2006年と1968年をいったりきたり。
何十年も心に引っかかっていた出来事、出来るならやり直したい。
今(1968年)が今(2006年)と繋がっているならば。。。
過去を変えた分起こる歪。それを覚悟で起こす変化。
突飛な設定も作者らしいやり方で穏やかな暖かさへとつなげる。
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2011年03月16日 読了
高校に入ってすぐ声をかけてきた孝子は、「未来から来た」と言う。人生をやり直しに来た孝子と共に過ごす、1年間の出来事。
だらりと長い。変わりたいと願う孝子に引きずられる。前回(1度目)と違ったことをすると、様々なことが変わっていくという。
あの頃に戻ってやり直したいと思うことはあるけれど、でもそれも成功するとは限らない。
結局、ここで頑張るしかないという話。
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2011年03月13日 読了
僕たちが通う中高一貫教育の「赤星中学校・高校」は、文化部と運動部で戦いが続いていた。
古参の先生たちの対立により、様々なことで対立している学校で、唯一中立の立場にある放送部に入部した良平とケンちゃん。
学内に平和をもたらすために、「ピースメーカー」としていろんなことを計画していく。
ほんわか学園ストーリー。
地味な雰囲気の二人だけど、ちょっと大胆なことをしでかして周りを変える。優しい気持ちになれる。
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2011年03月10日 読了
出版社の営業・井辻智紀。
書店周りの仕事で出逢う、書店員や他の出版社の営業達との交流の話。
小さな書店の経営の危機の影にある愛や、新作のなぞなぞ、受賞の裏工作疑惑など、少しづつ深刻で少しほのぼの。
この人はやっぱり本屋の話。
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2011年02月05日 読了
刑務所から戻ってきたばかりの井堀は、でかい泥棒の仕事にまきこまれる。やくざに弱みを握られた刑事の山岡や、ストーカーなどが入り混じってこじれ、ドカンとはじける結末。
主人公の性格の単純さが、ややこしい問題を軽く見せている。
でも本人が楽観的な分、こちらが心配する羽目になる感じで、読むうちに疲れてきた。
この人の他の作品とは少し違ったイメージ。
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2011年01月24日 読了
隠蔽捜査シリーズ番外編。
警察シリーズが多い作者のため、もうどれを読んでどれを読んでないのかわからなくなってくる。
それでなくても主人公・伊丹と、同期の竜崎の関係は、安積班シリーズの安積と速水のやり取りとかぶる。
つぶやきがメインで、狭い視野のなかでスポットライト一つの中で進むような語り口も。
それでも、主人公・伊丹の悩む過程が少しもカッコつけてないために、じめっとした空気がなくて読後感も良い。
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2011年01月08日 読了
19歳のオレと39歳のユリ。
ちゃんと向かい合っているのにどこかすれ違っているような恋。
映画化もされて、ずいぶん話題になったけれど、内容はあっさりと通り過ぎる。
確かに切ない話だけれど、これ程目を引くタイトルをつけたのはなぜだろう。
読書というより、友達の話を聞いているという感じで読める本。
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2011年01月03日 読了
15年に渡る長い熱意。
恋人を殺された男の長い日々は、何があろうと揺るがない。
15年前のわずかな期間に関わった者たち。
それらが時々視点を変え、名前を変え、混乱させながら導く。
人間関係がややこしくて、わかりにくい所もあるうえに終始暗いテンポで進むため、途中気が重くなる。
最後はやはりと思わせる結末のためなんとか胸のつかえがとれるといった感じ。
もう少し展望がある結末だとよかったなぁ。
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2010年12月18日 読了
なかなか次の派遣先が決まらない怜奈。
アパートの更新料が払えないかもしれないくらいお金がなくなった。ある日、同級生の姉に誘われキャバ嬢になることにした。
根暗でネガティブ思考、目立たなくて自分を好きになれない怜奈が、つなぎのはずだったキャバクラの仕事に次第に誇りを持っていく。
思考の流れに多少違和感を持つところもあるが、素直に生きているという様子がよくわかる。
それでも店長に対する気持ちを描いた部分は全体を台無しにしていた。
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