若桜鉄道うぐいす駅


2014年06月09日 読了
 ある日、おじいちゃんに呼び出され、「頼み事」をされた。
そしてその同じ日、おじいちゃんの大親友の重次郎さんにも呼び出され、私はある「頼み事」をされる。

 生まれ育った田舎の、一両だけのさびれた鉄道の駅をめぐって、大親友の二人は敵同士になり、主人公の私は両方からされた真逆の頼み事に翻弄される。
全体的にのどかな語り口でゆっくり進むが、その分盛り上がりも危機も平坦で曖昧。
しんどいこともあんまり感じずに読みたいならいいけど、物足りなさは大きい。

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