黒い季節


2013年06月04日 読了
 父の残した一枚の絵を探す少年と、行方不明の弟を探す女が出会う。
二人は探し物を目指して旅をする。

 難しい言葉が続々と登場し、陰陽のコトワリを紡いだり鬼を住まわせたり、およそ不可思議と思われるものがこれでもかと現れる。
 読みにくいし入りこみにくいけど、一度その世界のイメージができてしまえばすらすらと進む。

 私には「天地明察」のほうが面白かったけど、この人は本来こうゆう異世界風が好みなのかも。

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