2014年02月09日 読了
戸山大学に入って推理研究会に入ることを目指してきた蝶子。
しかし、新入生歓迎コンパの待ち合わせでうっかり〈酔理研究会〉というサークルに入ってしまう。
そこは酔うことを目的とし、酔いの理を追及するサークルだった。
しかしここでの活動は蝶子の世界を一変させる。
不思議な言動で周囲を煙に巻く幹事長とのやりとりは「黒猫」シリーズと同じ空気を纏っていて、心地よい「酔い」を見せてくれる。
そしてそれは、学生時代の色んな事を思い出すきっかけにもなる。
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読書と編み物の記録