2015年05月28日 読了
捜査二課の戸田光利は、ある日突然移動させられた。
大規模なインサイダー取引疑惑を調べていた警視庁人事一課監察係の3人は、その移動を怪しげだと思い始める。
小粒ばかりが逮捕されて終わったり、うやむやになってしまっていた疑惑を抱えたまま、戸田は警察を辞め、その秘密は消えてしまうものと思われていた。
話の流れに乗り切れないまま終わった。
最後は解決するための証拠をそろえて終わるため、ほっと一息つけたり、疑惑を晴らしてスッキリする場面がない。そのためどこかうやむやで、適当なところでかわされた感じで後味が悪いというより後味すらない。
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