花迎え


 美代は長く続く頭痛に悩まされていた。
どの病院へ行っても治らず、更年期の性だとは受け入れたくない。
そんな美代に、集落の人たちは「花の宿」へ行けばいいと勧める。
果たしてそこはどんな所で、何をするのだろうか。
半信半疑ながらもこっそり訪ねた美代に、心のすべてを吐き出せと老婆は言う。

 農業新聞に連載されていたという物語。
小さな集落で更年期に悩む女性を受け止め、直してきたという主人とのやり取りがメインだが、治療とも宗教とも違ったやりとりが不思議。
病は気からというような、小さいコミュニティで鬱屈した気持ちをすべて吐き出すよう促される。
特に解決もしない様子が、この先も続く人生ではスッキリ解決することの方が少ないと言われているよう。

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