2012年04月22日 読了
奇妙な旅のお話。
人々が旅をするようになり、宿や温泉の道中記が売れるようになった時代。和泉蝋庵は、旅をしてそれを記事にしていた。
だが彼には一つ、とても面倒な癖があった。
話は彼の旅の連れとなる相棒の側から語られる。
蝋庵の迷い癖のために妖しい町にたどり着き、不思議で恐ろしい体験をするも、その街へは二度と行けないため本にならない。
ホラーだけど、お伽話だからグロさはない。
個人的には、ついている栞が気に入りました。
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読書と編み物の記録