2014年05月06日 読了
幼馴染のルーンを守るために女王候補の伯爵令嬢アデイルへの協力を決めたフィリエルだが、貴族の教養を身に着けるために付けられた家庭教師を困らせ続け、その結果女学校への編入させられる。
女ばかりの園学校では、貴族階級の優雅な雰囲気とは裏腹に、陰謀渦巻く小さな宮廷のようであった。
駆け引きも裏工作も作り笑顔もしたことがないフィリエルにとって、そこはまるで魔女の巣窟のようであり。。。
だんだんと表舞台へ引き上げられるフィリエル。田舎の娘がある日突然地位を得る王道のファンタジーそのままで、安心して読める。
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