2015年06月09日 読了
警視庁捜査一課刑事の宇田川は、女性殺害・死体遺棄事件の捜査をしていたが、一向に進展しない。
一方で、他の事案の立てこもり犯が人質の交換に応じ、宇田川の同期である女性警察官と共に逃走した。
二つの事件に妙な引っ掛かりを覚えた宇田川が思い悩んでいた時、見計らったようにもう一人の同期から電話が入った。
裏の事情に振り回される現場と、それを感じて独自に動き出す宇田川。
リアルすぎる刑事ものはすぐに忘れてしまうから、これくらい大げさなほうがかえって興味を引く。どこで繋がってどこがシナリオを描いているのかと想像するのが楽しかった。
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