英雄先生


2016年10月01日 読了
 ボクサーの夢が破れ、地元に帰って教師をしながらくすぶっていた池田。
ある日、教え子の女子生徒が失踪し、さらに旧友がホームレスのような格好で死んでいるのが見つかる。
女子生徒は車で連れ去られたとの目撃証言もあり、池田は行方を探し始める。

 最初はあまりの下品さと、しばらくたっても中身が見えてこないために投げ出した。
タイトルと表紙からも何も伝わってこないのも理由。
でも読み進むうちにわかってくる池田の人柄が、この先どんな考えを持つのだろうと興味を持てた。
最後はオオゴトになる。でもやっぱりこのタイトルは失敗だと思う。

どうもこの人は、「探偵はバーにいる」のシリーズ以外はぱっとしない。

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