64(ロクヨン) 下


2017年04月03日 読了
D県警が抱える64事件の爆弾を追う三上。
記者たちとの軋轢に頭を痛めつつ、長官視察の本意を知って憤り、ロクヨンで人生を狂わされた者たちの間を行き来する。

佳境に入るまでは、衝動が空回りして動く場面もあり、どうも一人で深刻になって走り回っている感が否めなかったが、結末には驚き、ここまで読んできたのがやっと報われたような気になる。
奥田 英朗の『オリンピックの身代金』と似た感じの小説だった。

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