2011年11月04日 読了
人的情報収集活動をしている葉山は、ある日話を聞いた「対象者」から『北朝鮮に動きがある』という情報を得る。
また別の場所では、脱走した米兵が惨殺されている事件を調べる者がいた。
調査を進める葉山は、「プラチナ・ビーズ」という言葉にたどり着き・・・。
スパイ機関であるアメリカの「会社」に勤める葉山の、次第に大胆になる動きが頼もしい。
|
読書と編み物の記録
2011年11月04日 読了
人的情報収集活動をしている葉山は、ある日話を聞いた「対象者」から『北朝鮮に動きがある』という情報を得る。
また別の場所では、脱走した米兵が惨殺されている事件を調べる者がいた。
調査を進める葉山は、「プラチナ・ビーズ」という言葉にたどり着き・・・。
スパイ機関であるアメリカの「会社」に勤める葉山の、次第に大胆になる動きが頼もしい。
|
2011年10月25日 読了
板橋区で男が殺された。
捜査本部が立ち、検事の指示の元、捜査が始まる。
刑事と検事の対立、所轄の古参刑事と本庁の若手刑事とのコントラストと、わかりやすい対比でサクサクと読める。
誰も悪役で終わらず、余韻はさっぱりしている。
そしてこれがSTへ繋がる道。
|
2011年10月21日 読了
『水滸伝』時代の中国が舞台。
人が拷問されたり簡単に殺されたりするが、その割には軽快で暗くならない。
様々な達人たちがカッコイイので夢中になれる。
そういえば私は『水滸伝』を読んでない。
|
2011年10月17日 読了
22歳の老婆。人生の終わりを、懐かしい恋の思い出と共に。。。
境遇は荒むには充分で、諦めながらも黒い感情が消せない。
陰気な悪意と穏やかな悟りが交互に現れる。
常に暗いうえに独りよがりで、最初から最後まで不愉快だった。
つまらん。
|
2011年10月16日 読了
一党独裁のこの国は、売春宿さえ国営である。
一見満ち足りた暮らしやすいこの国にも反政府組織はあり、首都警察の番匠少尉は、彼らと対峙する。
アジアの島国を痛烈に皮肉った設定で、思い当たるところもたくさんある。
暗くて重い雰囲気が、頭脳派の番匠の生き様を表しているよう。
|
2011年10月14日 読了
それぞれの章は、誰かからの手紙で始めり、また手紙で終わる。
「中華文化思想研究所」の所長の仲上は、かつて中国からの手紙を受け取る仕事をしていた。
「中国通」と言われるその手紙の相手とのやり取りや、最初からすごく存在感はあるのに最後まで名前しか出てこない人物など、どれも興味深い。
彼が活躍していた頃の話も読んでみたい。
|
2011年10月11日 読了
年上の従兄弟に恋する、高校3年の和泉勝利。
親から命ぜられた、急な従兄弟との同居。従兄弟は年上の女性とその弟で、勝利は美人の従兄弟に恋をする。そしてもちろん突然現れるライバルと、全てを知っている人物、けしかけるお節介な奴もいて。。。
こっぱずかしいほどのベタな設定。
低年齢向け。
|
2011年10月10日 読了
「あなたのこと全く好きではないけど、付き合ってもいいわ。その代わりに、わたしをちゃんと守ってね。理想として、あなたが死んでもいいから」
一目ぼれした彼女に告白したら、こう言われた。
面白い言い回しだと思った。
ラノベらしい回りくどい言い回しが多くてうんざりし、内容は典型的なツンデレ。
アニメ向き。
|
2011年10月07日 読了
デパートで働く46歳の椿山課長は、死んだ。
あの世へ行くための手続きのため、まるで役所のようなところで講習を受け、罪を暴かれる。
死んでしまったのはしょうがない。でも心残りが多すぎる。
そう主張して現世に戻してもらった課長。
同時に現世に来た3人は、それぞれ自分の居場所へ戻り、自分のやるべきことをする。
それが望む結果になるかも、それぞれ。
|
2011年10月04日 読了
リストラを請け負う会社に勤める真介。
候補者の面接をし、条件を提示し、自主的な退職を促す。
仕事はできるけれど、プライベートでは狡猾な真介を、最後まで好きになれなかった。
つい流されて、しかも楽だから抵抗できないけど、なんだか温度がない感じ。
同じ温度の物を触っても熱くも冷たくもないように、触れた事に気づかない透明なゼリーをかきまわしている気分。
|