2011年11月25日 読了
社員を調査し、面接をしてリストラをする仕事をしている村上真介。毎日、依頼のあった会社の社員に自主退職を勧める。
前作でリストラした8歳年上の女性と交際中で、仕事中と彼女と居る時のキャラが大きく違っていて面白い。
今回はタイトルにもなっている「借金取りの王子」が一番印象的だった。
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読書と編み物の記録
2011年11月25日 読了
社員を調査し、面接をしてリストラをする仕事をしている村上真介。毎日、依頼のあった会社の社員に自主退職を勧める。
前作でリストラした8歳年上の女性と交際中で、仕事中と彼女と居る時のキャラが大きく違っていて面白い。
今回はタイトルにもなっている「借金取りの王子」が一番印象的だった。
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2011年11月23日 読了
八丁堀にある小さなリサーチ会社で働く内田偲は、単調で穏やかな毎日を堪能していた。
しかしいつからか、街で小さな犯罪が増え始める。
鉱物シリーズ番外編と言いつつも、彼らはほとんど出てこないのですっかり別物と言ってもいい。
大きな研究のためにいろんな種をまいた天才の、迷惑な実験。
最初は女を見れば誘っていた偲だが、最初からとても好印象だった。
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2011年11月22日 読了
16年前の大事故。3国がそれぞれの理由で隠した事実を、誰かが暴こうとしている。
おなじみの面々が違った角度で見れておもしろい。
鉱物シリーズを読んでいるとさらに深みが増すだろう。
隠された秘密は、まだ明らかに出来ないらしいことも。
間を開けずに続きを読みたくなるシリーズ。
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2011年11月20日 読了
その日海岸に流れ着いた物は、ただの漂流物ではない、国家機密の破片だった。
「真の情報収集とは、無自覚な人間から、罪悪感を伴わずに最高の情報を引き出す行為をいうのだ。」祖国のために人生のほとんどを日本で暮らすことを決めた情報屋が言うコトバは、軽薄で重い。
韓国日報の記者の顔を持つ洪が、相棒パクと動くいくつかの話。
人物関係図が他シリーズと重なり、頭の中で年表を作りながら読む。潔い男たちが魅力的。
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2011年11月17日 読了
神様を閉じ込めていれば、悪いことをしてもばれない。
そう言った女の子の言葉を彼は実行する。
ほとんどはつまらなかった。
最後の1/5以外は。
このタイプはどうも集中できない。
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2011年11月14日 読了
ずっと離れて暮らしていた父が亡くなり、東京近郊にある大きな屋敷をうけついだ真希。そこには小さなコミュニティFMがあり、真希はボランティアMCとしてそこで仕事をすることになった。
土地の名士の末裔としてやってきた真希には、わずらわしい問題が次々と巻き起こる。
真希が最後に自分を顧みる所では、しらじらしいほどの模範回答で白けた。
しかしそれ以外はすらすら読めて、ラジオをゆっくり聞く時間がほしいなぁと思った。
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2011年11月12日 読了
天竺を目指し旅を始める義浄の、道連れとなった者たちとの旅行記。
悟りを目指して突き進む義浄は頑なだけど、滑稽な面もあり、乗せてもらっている舟の乗組員や、追いかける海賊たちとも馴染んでいく。
千里伝ほど堅くなく、読みやすい。
不思議な出来事も次々と起こる、海の上の西遊記。
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2011年11月09日 読了
妖たちが騒ぐ。お気に入りのお菓子を求めて。
今回はレシピがついた短編集。
おなじみのキャラに相変わらずのんきな若だんな。
特別事件が起きなくても、なんとなく安心できるから時々読みたくなるシリーズ。
でも今回は少し違う雰囲気があった。
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2011年11月07日 読了
ばらまかれる偽ドル札。
その運び屋としてチョンという男を追うことになった葉山。
北朝鮮と日本で家族を持ち、ただ家族を守るために命を落としてもいいとするチョンの動きは、葉山の心を惑わす。
復権を果たした金達玄の話から数ヵ月後、まだ心身共に傷の残る葉山の仕事は、前作よりも感情豊か。
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2011年11月04日 読了
暴力団組員の山根は、借金の形に取り上げた旅行会社のオーナーになった。
なんとか赤字を減らそうと時にイカサマをしつつ客を集める。
暴力団員のくせに優しさがアダとなる山根が、想定外のトラブルに焦る姿がかわいく見える。
あんまり考えてない言動が最後は上手くまとまるので、妙にほのぼのする。
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