2011年12月15日 読了
武を極め、その力を披露し競う大会「武宮大賽」。
それに向け、師である仙人の弓を作ることを命ぜられた千里は、材料集めの旅に出た。
そして苦難の後、「武宮大賽」に臨む千里たちは、かつて仲間として戦った者と相対することになった。
何かが弾け、新しい物が見え始めた時、物語が終わる。
続きはすぐにやってくるだろうか。
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読書と編み物の記録
2011年12月15日 読了
武を極め、その力を披露し競う大会「武宮大賽」。
それに向け、師である仙人の弓を作ることを命ぜられた千里は、材料集めの旅に出た。
そして苦難の後、「武宮大賽」に臨む千里たちは、かつて仲間として戦った者と相対することになった。
何かが弾け、新しい物が見え始めた時、物語が終わる。
続きはすぐにやってくるだろうか。
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2011年12月13日 読了
明治になって間もない頃、外国人の多く住む横浜で起こる不思議な事件を解く新聞記者・ワーグマン。
正統派の推理小説の流れ。
タイトルになっている「消えた山高帽子」が一番後味良く粋でよかった。
でも人物紹介で謳われているほどの魅力は見えなかった。
他の作品も読んでみようかな。
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2011年12月12日 読了
鳩が奪った新しい薬。
そのせいで、鳩はどこからも追われる身となっていた。
ハトを探せと命ぜられた少年と、その少年の家で暮らす家出少女が、お互いを思いながらもやはり闇を振りほどけない。
毎回、決して戻れない坂を下る若者に注目して進む物語。
サーシャが企む革命と、すみれの望む未来が、どうつながるのかがとても楽しみだ。
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2011年12月11日 読了
今回の主人公は、カンボジアから難民として日本にやってきた鳩。
1作目の亮司のような危なっかしさを持つ。
周りの誰も、お互いを利用し合い、奪い合い、愛し合い、裏切る。
亮司やサーシャだけでなく、前回行方不明のままだった亜由も登場。
彼らの革命はまだ姿が見えないが、亮司の成長が見えてうれしい。
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2011年12月09日 読了
調査の帰りに遭難した町で起こった吸血鬼騒ぎに興味をもった二人。今回は正式なバチカンからの仕事ではないため、どこか雰囲気がやわらかい。
プラチナブロンドと、明るく鮮やかな青い目を持つ領主。
何世代も前から時折起こる吸血鬼の被害。
専門外の出来事に興味を持ち、調べを進めることに決めた二人。
そしてやっぱり平賀がピンチに陥り、ロベルトは気をもむ。
ちょっとした外伝かブレイクと言った感じで、少し物足りないけど次へのプロローグが含まれていたので期待したい。
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2011年12月05日 読了
Revolutionシリーズの始まり。
―革命を起こさないか、この国に。
そう囁く声に抵抗することはできない。
道を外れてしまったまま戻ることもできず、闇に落ちてゆく人生のなかで、いったい誰を信じるか。
主人公の成長と共に見えてくる他の登場人物の過去と思いが、ものすごい勢いで迫ってきて苦しくなる。
鉱物シリーズの登場人物にも出会えた。
でも彼は、鉱物シリーズでの方が魅力的。
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2011年12月03日 読了
元新聞記者が、葉山との待ち合わせに動物園を指定した。
彼の話を聞くために、葉山は色々な動物の檻を見つめる。
アニマル・スターと呼ばれた人物は、いずれスパイになりそうな人物を様々な国に紹介していた。そして彼が野に放った者の中から、いつしか大物が育っていた。
小さな仕事の積みね、繋ぎあわされた短編。葉山の勘が冴える。
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2011年11月30日 読了
横浜みなとみらい署暴力犯係。諸橋のチームは、大学生がヘロイン中毒死したことに関心を持ち、背後を調べ始めた。
そこから繋がる暴力団と麻薬販売ルート。
今野らしい淡々とした展開。
時々毒づきながらも、信頼されていることを自覚し、力を尽くす。
今野の書く警察物は必ずその流れで進む。
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2011年11月27日 読了
リストラ請負会社で働く真介。
今回もターゲットたちに円満な離職を進める。
今回は泣かせる設定が多かった?
特に「みんなの力」は珍しい展開のため、ありきたりであり得ない結末になった。
真介の目線でいろんな仕事を見つめるので面白いが、考え込むことも多い。
相変わらず彼女の前での真介のロクデナシぶりはカッコ悪い。
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2011年11月26日 読了
専業主夫となった八駒敬典のところに、つま先の折れたフランス人形が持ち込まれる。
折れたつま先の洞からにじみ出るような秘密を、敬典は「電源のいらない検索サイト」と呼ばれるほどの知識で解き明かす。
聞きなじみのない言い回しが多く、なにやら専門的な話が出る。
それでも堅苦しくなならい語り口でいろんな物のウンチクが分かる。
軽い謎解き話だが、話の進め方はやはり少し強引な気がする。『天才たちの値段』と同様。
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