2016年06月03日 読了
大企業の広報で採用したアルバイトは、トラブルメーカーだった。
彼女は嘘の履歴を言い、部内をかき回しトラブルを撒き散らす。
そして違う場所では、コンビニで買った飲み物に毒物が混入されていて死人が出ていた。
関連がなさそうな二つの出来事が、ジワリとしみこむようなスピードで周りの人々を侵す。
物質としての毒だけではなく、嘘という毒、いじめという毒など、人を苛む様々な毒が出てくる。
とても長いが気にならない。
|
|

読書と手芸の記録
2016年06月03日 読了
大企業の広報で採用したアルバイトは、トラブルメーカーだった。
彼女は嘘の履歴を言い、部内をかき回しトラブルを撒き散らす。
そして違う場所では、コンビニで買った飲み物に毒物が混入されていて死人が出ていた。
関連がなさそうな二つの出来事が、ジワリとしみこむようなスピードで周りの人々を侵す。
物質としての毒だけではなく、嘘という毒、いじめという毒など、人を苛む様々な毒が出てくる。
とても長いが気にならない。
|
|
2016年05月30日 読了
バラバラ殺人事件が起こる。
元警察官と物静かな青年がやっているスナック「ラザロ」でピアノを弾いていた女も殺され、それは連続殺人事件となった。
しかし捜査は難航し、一向に解決への道が見えてこない。
そのうち3件目の死体が見つかり。。。
表紙とタイトルの意味がわかる頃、すべてが解決する。
しかし、刑事の坂森が最後に披露する推理は、謎が解けるようでどこか曖昧。
意味深な青年を描いたのは目くらましであっても、スナック「ラザロ」のマスターである八田が怪しいとすぐにわかる。
しかしそれも、八田の巧みな誘導と優れた知恵があればできたはずというだけの説明。
鋭い追及で解き明かしているようで何もしない坂森は、被害者の共通点や八田の仕掛けに気付いた人物と同じとは思えない。ベテラン刑事の割に日和見な最後ががっかりさせる。
犯行の動機となったピースには説得力があり、印象にも残るが、それ以外はいまいち。
|
|
2016年05月28日 読了
シングルマザーでタクシー運転手の千春。
ある日予約していた小学生の男の子がいなくなる。事故か、それとも誘拐か。
捜査が進むうち、千春の15年前の事件を暴く噂が流れ始め。
千春のほかに、視点を変えて数人の目線から語られているが、それがあまり生きてない。かえって混乱してしまった。
短編が多い作者だからそのあたりの癖かもしれない。
自分の子供を含め、仕事上で出会う子供たちを理解しようとする千春が懸命すぎて、心が痛む。
|
|
2016年05月25日 読了
働く女性。そしてもう若くない。
そんな女たちの、日々思うこと出会うことを綴る短編集。
時々、なんだかもやもやする気持ちになるけど、具体的に言葉にできないような事。
「あぁ、あの時こんな気持ちだったのか」と自分でも気づいていなかった違和感を見事に言語化してくれていて、その時の相手にこの本を見せてやりたい気持ちになる。
ただ、曖昧な不機嫌や違和感だったせいか、読み終わってしまうと残らない。
|
|
2016年05月23日 読了
キュウのドッペルゲンガーが現れた。しかも殺人容疑がかかっている。
窮地に立たされた警察官のキュウ。
調べていくうちに、どうやら山森が仕組んだらしいとわかり、キュウは先輩の根来たちと共に春のところに避難と援助を求めにやってきた。
どうやら最後の事件。
山森とどんな対決があるのかと期待したが、そこはなんだか児童書の流れ。
殺人という言葉がたくさん出てきて物騒な割にあっけなく幕が下りる。
春や山森という天才を出したなら、もっと頭脳戦を期待してしまう。
|
|
2016年05月19日 読了
デパートの和菓子屋『みつ屋』でバイトをしている主人公の梅本杏子。
シリーズ2作目。仕事にも慣れてきた頃、デパートにやってくる様々なお客様を見る目も変わってくる。
不思議な言い回しをする人に、業界の専用言葉がわからず悩むアン。
周りの空気が一瞬固まるほど子供を叱る親など。
しかし、そこだけ見れば嫌な客でも、事情を推理していくと見えてくる本質があり、アンは手を貸そうとしてしまう。
お人好しで、お菓子と関わる謎をひたすら解き明かそうとするアンの姿は一途なようだけど、どこか白けた雰囲気が漂う部分もあり、応援や共感をしにくい。
所々はおもしろいけど、全体の読後感としては流れに乗り損ねたような気分。
|
|
2016年05月17日 読了
地震と津波、そして福島の原発が壊れた日。
あの日を体験した人たちの生活と心を描く短編集。
本当は何が起こっていたのか。
短編集とはいえ、『ジョーカー・ゲーム』ほどの充実感はない。
どれもきっちりと心の動きを描いてはいるけど、どれも尻切れで中途半端なため、共感も感情移入もできない。
|
|
2016年05月14日 読了
いつの頃からか水に覆われた世界。
船に乗って流れていくハル。
時折出会う魚や浮島、そして様々な人たちとの交流。
流れていく中で、水の質が変わったり住む生物が違ったりして、それだけで冒険なのだけど、それが日常となっているハル。
出会う人たちと時には飲み明かしたり騙されたり、恋する相手と出会ったりとまるで時の流れの様な物語。
|
|
2016年05月13日 読了
油交じりの雨と、人口の月が空を覆う世界。
まったくわからないまま終わる。
読み終わっても何も残らない。
|
|
2016年05月11日 読了
失業中のおれ。仕事を探して知人に頼みまくり、やっと手に入れた仕事は「逃げ出したラクダを探してきてほしい」。
ちょっと怖い思いもしながらも割と近くで見つけたラクダ。
それを連れてさっさと帰れればよかったのだが。
ラクダと共にみつけたひとつ目の女と逃げることになったおれが、えらく遠回りして帰り着く話。
ラクダはすっかりわきに追いやられ、メインはラクダと一緒にみつけたひとつ目女を連れて逃げる男二人。
ひとつ目女はタイトルになってはいるけどこれも脇のアイテムの一つで。
どうもちぐはぐな印象を受ける。
|
|