涯しない影に


 私立高校の国語教師・八木透が、自宅アパートで刺殺体となって見つかった。
警察は、被害者から金を借りていた同級生を容疑者として取り調べを開始する。
ところが、その同級生は無実を訴え自殺してしまう。
事件を大ごとにしたくない学園長、八木と関係を持っていた保護者、そして八木の婚約者と、様々な秘密が入り乱れる。

 それぞれ隠している事が、事件を解決させない。
わりに簡単に容疑者を決めつける警察や、学園を守ろうと裏で工作する者たちなどが混乱を大きくする。
いつもの赤川次郎らしい軽快さがあまりなかった。

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