2016年09月20日 読了
「ジョーカー・ゲーム」シリーズの作者・柳広司が書いた、エッセイや未発表作品を集めた何でも集。
デビュー前の作品があったり、好きな本や映画を紹介していたり、柳広司という作家がどんなことを考えてきたのかがわかる本。
こうゆう本はたいていがっかりするものが多いけど、こちらは短編やパロディ的なショートストーリーがあって思いのほか楽しく読めた。
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読書と手芸の記録
2016年09月20日 読了
「ジョーカー・ゲーム」シリーズの作者・柳広司が書いた、エッセイや未発表作品を集めた何でも集。
デビュー前の作品があったり、好きな本や映画を紹介していたり、柳広司という作家がどんなことを考えてきたのかがわかる本。
こうゆう本はたいていがっかりするものが多いけど、こちらは短編やパロディ的なショートストーリーがあって思いのほか楽しく読めた。
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2016年09月19日 読了
盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下・秋穂。
二人が担当した空き巣は、金目のものがあるところだけを的確に見抜き、他には手も触れないという凄腕の窃盗犯・ダケ松の犯行と思われた。
しかし、すぐにつかまったダケ松の供述を聞いた二人は、違和感を持つ。
空き巣の事件から、国宝の窃盗事件へと事が大きくなる。
それは、犯罪に関わる者たちが、それぞれのプロ意識と技をかけた行動だった。
相変わらずすぐ忘れそうな話だけど、関わる者たちの思いは丁寧に書かれていて飽きずに一気に読める。
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2016年09月16日 読了
古い空き家を保存・管理し、新しい住人を見つける課「空き家課」の職員・間宮明。
ひょんなことから上司の娘の三上汀に不思議な力があることを知る。
そして二人は、空き家を巡って出会う人々の、懐かしい思い出に触れる。
ファンタジーの要素はあるけど薄っぺらい。
童話と言っていい感じの、とても都合のいい話。
写真やまぼろしは絵本にすればきれいなものができそうな気がしたが、小説としては納得できる構成になっていない。
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2016年09月13日 読了
生贄のしきたりが残る山深い地域。
昔、そこから娘を連れて逃げたという祖母の嫁ぎ先へ、孫である高校生の志帆は一人で訪ねて行った。
そこで気味が悪いほどの歓迎を受ける志帆。
その後、無理やり連れていかれた場所は、山神の下だった。
山神の母となることを強要される志帆。
恐ろしさが抜けぬうち、いつしか腹をくくり、自分も周りも変えていく志帆。
最後には思いもよらないところへ飛んで、今までの物語と繋がり、この巻までの八咫烏の物語は、とても狭い世界での話でしかなかったのだと気づく。
益々この先が楽しみになる。
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2016年09月10日 読了
今度の依頼はユーチューバ―と、いい加減な整形をされて顔が崩れた女たち、さらには心も体も壊すブラック企業。
G-ボーイズのキングであるタカシが、久しぶりに自分で戦う。
そして唯一心を許せるマコトの家で、わずかな時間安らぐ様子がほっとさせる。
久しぶりに出たシリーズだけど、変わってなくて安心した。
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2016年09月08日 読了
そろそろ大人として認められたい若だんなは、仕事を頑張ることにした。
と言っても寝付いてばかりの若だんな、猫又の秘薬という怪しい薬を飲んでみたいと思ったり、当たった富くじが実は何枚も出てきて偽物当てをすることにしたりと、今度も大賑わい。
当たってうれしいものも、これはたまらんというようなものも、いろんな大当たりを引き寄せる。
もうすっかりおなじみだが、その分大きな印象を与える話が少なく、すぐに忘れてしまう。
仁吉と佐助が一太郎のもとへやってきた話などは、なぜ今頃唐突に出てきたのか謎。
でも、若だんなの親友・栄吉の婚約者が急に心変わりをする話には是非後日談がほしい。
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2016年09月07日 読了
お狂言師とは、大名家の奥向きに参上する女ばかりの一座。
水木歌仙一座の歌吉は、ある事件をきっかけに公儀の隠密の手下である「手駒」となった。
ある時、将軍家の姫の嫁ぎ先を巡り、二つのお家が金のかかる「厄介嫁」となる姫を押し付け合い始める。
そのさなか、密談をしていたと思われる二人が心中に見せかけて殺される。
シリーズものなのに途中から読んだおかげで、所々出てくる昔話がよけいに気になってしまう。
でも長々揉めた割にあっさりと幕が下り、拍子抜けする結末となった。
さかのぼって読もうとは思わない程度。
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2016年09月05日 読了
5歳年上の姉が突然小説家デビューした。
一人暮らしを始めて3年、弟の僕に「一緒に住んでほしい」という。
姉の小説家としての顔を見ることになり、僕は姉が持っている秘密に気づき始める。
「姉」が描く小説はきっとこんな感じなんだろう。
と思うくらい、普通の、いつもの生活を描いた、何気ない毎日。
大きな衝撃もなく淡々と進み、驚く出来事もなく、普通に終わる。
きっとすぐ忘れる。
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2016年09月03日 読了
札幌に暮らす「片原修一」のところに、大きなバックを抱えたキャバ嬢が少女を連れてやってきた。
「この子を母親のところに連れて行ってほしいの」
札幌から熊本まで、車で行くことになる3人。
少しづつ隠していたことがバレてきて、お互いの厄介事も見えてくる。
悲しい事や理不尽な事があって、辛い思いはたくさんしているし、切りたくても切れない人間関係に苦しんでいるけど、やっぱりいい人ばかり出てくる。
そしてほっこりいい後味で終わる。
柔らかい気持ちになりたい時にはうってつけ。
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2016年09月01日 読了
徳川家治の継嗣である家基が、鷹狩の後から体調を崩し、数日後身罷った。
暗殺ではないかという噂が出る中、側近の書院番である坂木蒼馬が失踪する。
蒼馬の許嫁だった志津乃、その伯父である考安、掏摸の死からつながる新助など、関わる者たちの目線で順番に語られる。
それぞれの正義を信じで進む者たち。
すべての意味がわかり、そしていくつかは伏せられ、平和がやってきて終わるが、すっきりという読後感ではなかった。
悔みや悲しみは残り、それでもそれを持ってこれからも生きていくんだという決意が残る。
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