2012年01月08日 読了
「バイエルンの薔薇」と称され、ハプスブルク家で最も美しいといわれたエリザベート。
シシィの物語は、いろんな人が描いている。
歴史上の女性を美しく情熱的に描くのが得意な藤本ひとみ。
だが今回は、シシィの魅力がほとんどなかった。
他の彼女の作品に登場する地位ある女性と区別がつかないような描き方で、シシィの名前を変えたら誰にでも当てはまりそう。
正直なところ、がっかり。
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読書と編み物の記録
2012年01月08日 読了
「バイエルンの薔薇」と称され、ハプスブルク家で最も美しいといわれたエリザベート。
シシィの物語は、いろんな人が描いている。
歴史上の女性を美しく情熱的に描くのが得意な藤本ひとみ。
だが今回は、シシィの魅力がほとんどなかった。
他の彼女の作品に登場する地位ある女性と区別がつかないような描き方で、シシィの名前を変えたら誰にでも当てはまりそう。
正直なところ、がっかり。
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2011年10月17日 読了
22歳の老婆。人生の終わりを、懐かしい恋の思い出と共に。。。
境遇は荒むには充分で、諦めながらも黒い感情が消せない。
陰気な悪意と穏やかな悟りが交互に現れる。
常に暗いうえに独りよがりで、最初から最後まで不愉快だった。
つまらん。
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2011年10月11日 読了
年上の従兄弟に恋する、高校3年の和泉勝利。
親から命ぜられた、急な従兄弟との同居。従兄弟は年上の女性とその弟で、勝利は美人の従兄弟に恋をする。そしてもちろん突然現れるライバルと、全てを知っている人物、けしかけるお節介な奴もいて。。。
こっぱずかしいほどのベタな設定。
低年齢向け。
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2011年10月10日 読了
「あなたのこと全く好きではないけど、付き合ってもいいわ。その代わりに、わたしをちゃんと守ってね。理想として、あなたが死んでもいいから」
一目ぼれした彼女に告白したら、こう言われた。
面白い言い回しだと思った。
ラノベらしい回りくどい言い回しが多くてうんざりし、内容は典型的なツンデレ。
アニメ向き。
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2011年09月23日 読了
赤穂浪士と吉良上野介、そして将軍綱吉。
さらには九尾の妖狐である玉藻の前。
歴史上の悪法である「生類憐れみの令」をこんな風に使って話が進むとは思いもよらなかった。
でも、私には読みにくかった。
落語シリーズとは少し趣が違う。
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2011年08月04日 読了
フィルム・コミッション。
「映画やドラマの撮影に対して、警視庁がさまざまな便宜を図る」という部署。
力まない主人公のつぶやきはほかの作品でも共通だが、これはとんとやる気のない警察官の話。
あまりの様子に不愉快になる。
話も、力任せにこじつけた感が大きくてがっかり。
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2011年07月24日 読了
父が研究休暇でいなくなるため、母の親戚のところに居候することになったヒナコ。
そこは、謎だらけの古本屋店主と人語を話す猫がいて、招かれざる人は店を見つけることすらできないという不思議なところだった。
ファンタジーといった雰囲気だったが、底が浅いというか謎になってないというか、中途半端。
不思議の国のアリス的な世界を狙った、収束しないお話。
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2011年06月23日 読了
普通の高校生である布施靖の家は、両親とおじいちゃんの4人暮らし。
ある日、おじいちゃんがボケ始めたことから家の中が狂った。
父親はリストラされ、母親は介護ストレスから外に癒しを求め、靖は年上の女性から誘惑されたあげく脅迫され、大好きな彼女は過去を隠したまま1年以上キスどまり。
なんだかもうすべての話が古い。興味を引く出来事もなく、気持ちのいい解決もない。
暗く重い空気を纏うのはいつものことだが、余韻もない。
生きていたのは最後の父親くらい。
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2011年06月17日 読了
臓器移植しか助かる道のない弟、絶え間なく妊娠している姉、臓器移植の順番待ちのためにオーストラリアにいる両親。
ばらばらな家族が絆を謳う。
ほとんどまともな構成になってない。
序盤は興味をひかせようとしてか所々意味深な光景をチラリと出しているが、それが全く功をなさず、引き込まれるどころか不愉快。
フロストハートという病気自体はとても面白そうなネタなのに、それが少しも面白く感じないというのはもったいない。
主人公も高校生と言う割にはおかしなところばかり。
もっとちゃんとした設定をしたほうがいい。
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2011年04月30日 読了
本屋大賞になった。テレビCMまでやっている。
でも正直言ってとてもがっかり。
お嬢様と毒舌執事のやりとりをあれだけ宣伝している割には1つの話に1回切りだったり、謎を解くというよりコジツケで、その謎も無理やり謎にしたような、どこか納得のいかない物が残る。
これが本当にいろんな本を読んできた本屋の人が選んだ本??
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