日ノ出楽志はもうすぐ父親になる。
だが不器用で家事では今でも失敗ばかり。
そしてやっと続いていた仕事もリストラされてしまい、楽志は落ち込むが、物を大切にするという楽志の得意な事を生かしてリサイクルショップに就職することになった。
楽志は知らなかったが、楽志が名付けた家具たちには、ココロが宿っていた。
家具たちのつぶやきが賑やか。
だけど内容は童話。
いずれ何かが起こるのかと期待したが、ずっとほのぼので終わった。

読書と手芸の記録
日ノ出楽志はもうすぐ父親になる。
だが不器用で家事では今でも失敗ばかり。
そしてやっと続いていた仕事もリストラされてしまい、楽志は落ち込むが、物を大切にするという楽志の得意な事を生かしてリサイクルショップに就職することになった。
楽志は知らなかったが、楽志が名付けた家具たちには、ココロが宿っていた。
家具たちのつぶやきが賑やか。
だけど内容は童話。
いずれ何かが起こるのかと期待したが、ずっとほのぼので終わった。
ぎんなみ商店街に店を構える「串真佐」。
焼き鳥屋の3人娘はそれぞれ佐々美、都久音、桃という。
ある日、近所の商店に車が突っ込み、運転手は焼き鳥の串がのどに刺さって即死する。
詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。
商店街と、住人たちの間に起こる事故や事件の謎に、三姉妹は乗り出す。
名前の性で子供の頃からからかわれていた都久音。
詮索好きの友人には秘密にしていたが、だけど家族も商店街も好きだから、姉妹を巻き込んで捜査に乗りだす。
わいわいした雰囲気が楽しいが、推理というより想像と妄想で盛り上がっていた。
自販機の側で夜中に騒いでいた若者の髪が燃え上がり、焼死した。
風呂場で心臓だけ腐った死体、海水浴の最中に突如火柱が立ち上ったり、幽体離脱して殺人事件の容疑者の車を見たという少年、池に浮かんでいたデスマスク。
警視庁捜査一課の草薙俊平が、不可解な事件の謎解きを、旧友の帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学に頼る。
ドラマで見た話もいくつかあり、どうしても映像が浮かんでしまう。
一つ一つは意外とあっさりした短編で、解明してしまえばすっかり興味を失う湯川が面白かった。
そして不思議な現象のカラクリを素直に楽しめたのは、ドラマと違って相棒は男性だったこともあった。
渋谷署の刑事・長島日樹は、ある日後ろから刺されて死んでしまう。
するとゴーストとなり、同じ幽霊と出会い、幽霊のルールを教えてもらう。
そして自分を殺した犯人を捕まえようと、刑事になった妹と事件を追う。
警察内で暴力団の内通者がいることが噂されるなか、何もできずに見ている事しかできない幽霊の身で、日樹はなんとか妹に事実を伝えようとするが、、。
年の離れた妹が可愛くてしょうがない日樹。
しかし自分が殺されたことで、同じ警察官の妹が刑事に志願する。
ゴーストとしてできることは限られたもどかしさはあるものの、どれも展開が読めてしまう。
怖くも暗くもないので気楽ではあった。
ヤクザ相手に法外な報酬を吹っ掛ける高校生探偵。
M-1を目指そうといきなり声をかけてくる同級生や、未来からやってきて結婚を迫られる女子高生。
ある町に住む、ちょっと変わった人たちの物語。
一つ目の高校生探偵の話と、特殊な病の性で失恋続きの女性の話は面白かった。
同じ町に住み、すれ違っているかもしれない人たちの話として繋がってはいるが、未来人との交流では疑問や違和感が大きく、しっくりこない。
都会のへりのガケ下の町で、地域の新聞を作っている僕。
発行者のアルフレッドが国へ帰ることになり、後を継いだ僕は、深夜営業のオキナワ・ステーキ〉を営むゴー君、「ねむりうた」の歌い手にしてピアノ弾きのバジ君。〈ひともしどき〉という名の詩集屋を営むカナさん、メアリー・ポピンズをこよなく愛するミユキさんなど、個性的な住民に囲まれて次のネタを考えている。
崖下にある町。
200年前にクジラが川をさかのぼってやってきたという噂がある。
そんな町で、僕の周りで起こる出来事を静かに描いている。
ちょっと退屈だけど、クジラの骨が見つかって住民が一致団結したりする。
惑星ソラリスは、意思を持った「海」に表面を覆われていた。
地表のほとんどを覆う、一つの生命体である海。
その謎を追い、ステーションに派遣された心理学者ケルヴィン。
そこでは、変わり果てた研究員たちがいた。
やがてケルヴィン自身もその奇妙な出来事に遭遇する。
何世紀も人類からのコンタクトを無視し続けているソラリスの海。
それは生命体なのか。人類と全く違った未知の理性とどう付き合えばいいのか。
SF史上に刻まれる不朽の名作らしいが、情景描写や心理の迷いの描写が長くて退屈だった。
でも、一つの大きな意志を持つ海というのは面白い。
娘の大学進学を機に、うさぎの町として有名な「三浦半島二子山ピープルタウン」へ越してきた黒田父子。
しかし、暮らしやすく穏やかな日々に影を差す、うさぎの惨殺や大学生連続自殺が発生。
そして娘も失踪してしまい、黒田は娘を探すために町を調べ始める。
黒田は、一見平和な町の底に流れる暗い流れを見つけ出す。
あるサークルの人たちが順番に自殺していくという異様な出来事に、うさぎの惨殺された死体が転がる町。
充分不穏だが、それらがどうつながっていくのか、ひっそり繋がっている町の確執とは何なのか。
読みやすく、胡散臭い人物も疑いやすい人物もいて、終盤までは面白かった。
最後になってようやくプロローグを思い出すが、大儀を持つそんな人物がただの市民をそこまで殺して回るかと疑問になった。
人間かにつかれて退職した茉子は、親戚の伸吾が社長をしている小さな和菓子会社に誘われる。
有能な父の跡を継いだせいで頼りないと言われている伸吾や、古参で何でも知っている亀田さん、声が大きく威圧的な江島さんなど、個性的な人たちと古い体質のなかで、茉子はだんだん疲弊していく。
しかし、サービス残業や女性蔑視など、見過ごせないと茉子は声を出し続ける。
古い体質で身動きのとりずらい中で働く茉子が、過去の苦い経験をもとに変えていこうとする。
しかし前半は嫌な気分になることが多く、読む手が止まりそうになる。
まだまだ改革の途中で終わるが、おそらく少しずつ、変えていける若い人たちが入って新しい風が吹きそう。
美代は長く続く頭痛に悩まされていた。
どの病院へ行っても治らず、更年期の性だとは受け入れたくない。
そんな美代に、集落の人たちは「花の宿」へ行けばいいと勧める。
果たしてそこはどんな所で、何をするのだろうか。
半信半疑ながらもこっそり訪ねた美代に、心のすべてを吐き出せと老婆は言う。
農業新聞に連載されていたという物語。
小さな集落で更年期に悩む女性を受け止め、直してきたという主人とのやり取りがメインだが、治療とも宗教とも違ったやりとりが不思議。
病は気からというような、小さいコミュニティで鬱屈した気持ちをすべて吐き出すよう促される。
特に解決もしない様子が、この先も続く人生ではスッキリ解決することの方が少ないと言われているよう。
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