2011年05月21日 読了
誰とも友達になるつもりはない、と宣言した転校生。
その少女がなぜか気になる主人公・双葉絆。
他人の心を感じる力があるという転校生と絆の交流はどんどん広がる。やがて知らされる秘密は、未来の技術。
ライトノベルなら何ら不思議はない設定だけど、ここまで飛ぶと共感しづらい。
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読書と手芸の記録
2011年05月21日 読了
誰とも友達になるつもりはない、と宣言した転校生。
その少女がなぜか気になる主人公・双葉絆。
他人の心を感じる力があるという転校生と絆の交流はどんどん広がる。やがて知らされる秘密は、未来の技術。
ライトノベルなら何ら不思議はない設定だけど、ここまで飛ぶと共感しづらい。
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2011年05月16日 読了
最後の対峙。
再びやってきた「新人類委員会」は、さらに大きな武器を手にやってきた。
前回よりも装備を充実させたハリアー?に乗って。
しかし真田は、特殊防諜班の任を解かれ、全ての権限を失っていた。
「ちょっとマニアックで壮大な危機を、どこへ行ってもアウトローな真田が突然持たされた力をまとい立ち向かう」というわかりやすい設定の話が、やっと完結編。
でもこんなヒーローが出てくる話より、昔の「蓬莱」や「イコン」や「海に消えた神々」のような長編のほうがずっと心に残る。
またそんなものを書いてほしい。
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2011年05月15日 読了
戦いが、はじまる。
“失われた十支族”の末裔、芳賀舎念が予知した危機を避けるべく、真田は再度「任務」を受ける。
今回はハリアーという特殊な戦闘機が主役。
真田やザミルと共に闘う自衛隊の活躍もカッコイイ。
映画化したらかなり見応えありそうだ。
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2011年05月08日 読了
世界で初めてコールドスリープを経験した少年。
その眠りを傍らで見守り続けた女性。
一昔前の、SFの世界の話だったコールドスリープが、
海堂尊が描くと本当にある技術のように感じる。
全てが地下で行われ(実質的にも政治的にも)、静かに終息した感じがあるが、最後の「本当の笑顔の写真」のおかげで読後感は暗くない。
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2011年05月03日 読了
小学生4年生、幼馴染の3人は、魔法使いになるために毎日練習をしている。
子供のころ信じていたおまじない。
成長するにつれて、次第に心を閉ざすようになる主人公は、その頃のおまじないに囚われたままのよう。
嫌な予感は最初からあったけれど、無邪気な頃から素直に成長する友人との明暗がくっきりと出ていて痛々しい。
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2011年04月16日 読了
桜宮のシンボル「でんでん虫」では、人が死にすぎる。
終末医療、寺、火葬場と、死の一連の作業をすべて備えたその病院で一族が行っていた、人の「死」に対する最先端医療。
赤い薔薇を受け取り、螺鈿に縁取られた部屋で眠る。
夢と現を行き来するような、あやふやな現実を作り上げた。
似たような話をどこかで読んだが、やはり必ず破滅を迎える。
今の日本ではそれが常識なのか。
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2011年03月05日 読了
「日本一のド田舎」と評された日本の秘境・牛穴村。
通訳が必要なほど強い訛り、見た事もない食材、すべてが血縁というわけではないのにほとんどが同じ姓。
純粋に田舎といえる要素が詰まった村と、倒産寸前の広告代理店が起こす奇抜な村おこし。
真面目にやっていることが笑いを誘う。いや、苦笑いか。
第10回小説すばる新人賞受賞作。次に期待。
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2011年03月03日 読了
心臓外科専門の病院を作る。
そのために選ばれた医師はとんでもない人だった。
これはいわゆる「繋ぎ」か。
ブラックペアンからチームバチスタへと続く繋ぎ。
およそモラルという単語からは程遠いと思われる天城の言動が、周りを巻き込み口をはさむ暇もない。
そのスピーディさが売り。
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2011年02月26日 読了
黒川鈴木。どちらも名字みたいな珍名の彼は警察官。
無能な部下・白木とのやりとりに力が抜ける。
時々現れる黒川の妻の存在感が強烈で、その毒もだんだん強くなってくるのが心地よくさえある。
妻の毒気と黒川の情けなさがかわいい。
しかし、最初の頃でてきたゲームの話はフェードアウトしてしまい、最初の印象付けは全く意味がなかったのが残念。
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2011年02月11日 読了
母が家出した。
突然弟(5歳)と二人暮らしになった私(17歳)は、少しも困らなかった。
恋多き女の母に、彼氏ができたのだろう。
親が家出したのに妙に冷静で、それなのに子猫が捨てられているのにはどうしようもなく怒りを感じる。
だから、母を探すことなどしないけど、猫たちを助けたいと思って無謀な策を弄する。
傍から見ればおかしいかもしれないけれど、自分にとってはとても筋の通った感情の動きだから、やるしかない。
10代の時の行動する意味って、こんなんだったかなぁって思い返す。
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