泥棒は抽象画を描く


 友達のキャロリンが飼っている猫が攫われた。身代金は25万ドルで、払えなければある絵画を持ってこいという。
美術館のものは警備が厳重なので、個人所有の物を狙おうと計画たバーニィは、とある高級なマンションへ忍び込む。
ところがそこにあったはずの絵が無くなっていて、代わりに住人の死体があった。

 バーニィの入るところには必ず死体がある。
無くなった絵はどこへ行ったのか、バーニィは捜索を開始するが、今回は登場人物が多すぎて把握しきれなかった。
さらに同じマンションでもう一つ死体が出てきてからは、美術館や銀行の人たちも巻き込んでどんどん話が大きくなる。
そしてバーニィは泥棒なのに、皆の前で犯人を指し示すという探偵となる。

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