2015年09月10日 読了
警察庁の外郭団体、犯罪史編纂室。そこに集められたのは、「懲戒免職」になってもおかしくないような警官たち。
しかしそこでは「これから起こる犯罪を未然に防げ」という不可能に思えるような捜査が行われていた。
キャリアなのに鳥頭という室長が「繭」と呼ばれる装置に入り、無数の星として輝く不穏分子をつかみ取る。
予知とは違い、過去のデータを大量に集めて分析した結果の捜査。
でも前半はその設定が固まらないまま進み、掴めた頃には伏線を回収できないままこじつけて終わる。
読み終わったそばから忘れる。
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