2014年12月04日 読了
旅の仲間が一行を離れ、突然また二人の旅が始まる。
国境を守る街で、王弁は吐蕃の医師ドルマと再会をするが、そこでは今まさに世代交代の謀略が渦巻いていた。
巻き込まれた王弁と僕僕。城の王を救うには、王弁と僕僕が深く交わることでできる仙丹を作るしかなかった。
二人の長い旅が、大きな岐路に立つ。
仲間が去り、二人の関係が深まるはずの時、王弁は怖気づいてしまう。
ここへきて積極的なのは僕僕の方になり、なにやら今まで通りにはいかない二人。
そこまで近づくことを許す僕僕は何かを焦っているようで、何かが変わる予感。
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