2017年08月25日 読了
信州小布施の豪商、高井家の惣領息子・三九郎は、在所で婚約者も決まっている身ながら江戸へやってきた。
あの葛飾北斎に師事するためだ。
ところが、癖の強い北斎と娘のお英に振り回され、二人を知るほど絵師となることから離れていく。
北斎とお英の個性が強くて引き込まれる。
二人を知るうち、三苦労は自身の生きざまを決意するに至るが、最後は妖でごまかされた気がしてとても残念。
そんなくだりがなくても十分面白いのに、そこで白けてしまった。
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読書と編み物の記録