壁と孔雀


2015年01月14日 読了
 警視庁SPの土壁英朗は、警護中に撃たれてしばらく休暇をとることになった。
そしてこの機会に、子供の頃別れて以来の母親の墓参りに行こうと思い立つ。
 彼の母の実家である北海道の田舎、町の名家であったその家には、英朗の異父弟がいた。

 その町へたどり着いた時から、彼の計画された運命は動き出す。
何年も秘められてきた秘密が、その家を守り、傷つけてきたことに気付いた時、英朗はどう思うか。
いつもよりもちょっと勇ましい主人公。

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