涅槃の雪


2014年02月15日 読了
 吟味方与力・高安門佑は、橋の上で雪を見ていた女郎と出会い、その後の事件で彼女を引き取ることとなった。
はすっぱで家事も裁縫もできず、厳しい姉のしつけでも一向に治らないお卯乃にやっと慣れてきたころ、天保の改革が発布され、江戸の町は一変した。

 政に振り回されながらも必死で務めを果たそうとする者たちの生き様がいくつも見える。
さらに姉の粋な策略がうれしい結末へと向かい、いい読後感を生む。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

涅槃の雪 [ 西條奈加 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2019/11/10時点)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。