2013年12月06日 読了
15年務めてきた小間物問屋を、濡れ衣を着せられて首になった益治郎。恨みを募らせる益治郎は、甚左という名うての盗人に声をかけられる。
その甚左から、ある店に奉公に入り内情を探れと言われてもぐりこんだところは、店のなかはガラクタでいっぱいの汚い古道具屋だった。
皆塵堂に新しい働き手がきた。
なぜか店で一番えらい猫と、裏表の激しい小僧、そして今まで皆塵堂で働いてきた人たち。
全部入り混じってまたおかしな事が起こる。
それでも最後はきっちり収まるところに収まり、気持ちよく読み終えた。
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