黄金の灰


2012年01月03日 読了
 伝説の都市トロイアの黄金を探しだすためにヒッサルリクの丘で発掘を行うシュリーマン。
 黄金に取りつかれた彼が、黄金を見つけたその夜、事件は起こる。
 謎が解かれたと思った瞬間、それが覆り、さらには存在すら覆されそうな展開。
いずれ覚めるかもしれない夢の中で全てが流れていくような、砂漠の熱に浮かされたまま走らされているような、不思議な浮遊感のまま終わる。
 読後はしばらく考え込む羽目になった。

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