2014年07月02日 読了
道具屋の真之介とゆずは、駆け落ちして店を構えたばかり。
ふた親にはまだ許しをもらっていないけれど、二人はとびきり幸せで、とびきりの品を店に出す。
とてもかなわないゆずの見立てに機嫌を損ねることもある真之介だが、ゆずの明るさと度胸に助けられながら、人や品を見立てることに精を出す。
始まりは剣呑だったが、二人のやりとりは時に威勢がよく、胸のすく思いがする。
見立てを武器にする二人の生き様は、誰に邪魔されても負けないような気がする。
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読書と編み物の記録