ラスト・ワルツ


2015年02月25日 読了
 スパイ養成組織”D機関”のモットーは、「何が何でも生きて帰れ」。
そんな彼らの活躍短編集。

 3つの話の中では、「舞踏会の夜」が一番スマートで記憶に残る。
作中一度も名前が出てこない”誰でもない”男。
それが誰なのかは明らかだが、まるで表紙のように、いつも後ろ姿しか見られないようなもどかしさが恋しさになる気持ちがよくわかる。

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