2017年03月17日 読了
ニューヨーク市警のブラウンが日本にきたのは、視察のほかにもう一つ目的があった。
古い友人が日本で行方不明になったと聞き、探すためだ。
ところが勝手のわからない日本で、黒人は目立ちすぎる。ひょんなことから知り合った元刑事の濱崎と手を組み、友人の足跡をたどり始めるが。
ブラウンのキャラクターが薄く、ぶれていて一貫しないためにあちこちで違和感が起こる。やっていることもちぐはぐ。濱崎とバディとなるとも書かれているが、二人のやり取りも、とりあえず凸凹コンビとしてやりたいことを突っ込んでみたという感じで脈絡がない。
ハードボイルドのようなものを書いてみたかっただけ?
|