特殊防諜班 諜報潜入


2010年03月04日 読了
 真田と同じ「山の民」。孤独だった真田と同じルーツを持つ人がいた!
 でも彼は「新人類委員会」のメンバーであることがわかり・・・。

 どんなピンチでも必ず勝つヒーローもののシリーズ。
でも今回はどうも次へ続く「つなぎ」的な話の模様。

 中だるみ?

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日本人の知らない日本語2


2010年02月28日 読了
 日本語学校の先生が、外国人の生徒たちと日々繰り広げる誤解と笑い。

 生まれて此の方、ほとんど日本語しか使えたことのない私でもやっぱり知らない言葉は多くて、、、。
 そんな日本語が、「こんな発想もできたのか!」と思うような驚きでいっぱいになる本。

 こうゆう「勉強」ならちょっとは知識になるかなー。でもやっぱり普段使わない言葉はすぐ忘れちゃうんだろうな・・・。

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ナイチンゲールの沈黙


2010年02月22日 読了
 前作で活躍した田口・白鳥ペアが、入院患者の父の殺人の謎を解く。

 前作のように最初から事件は起こらない。そして白鳥も登場するのはちょうど半分まで来た頃。
 いろいろと酷評されているけれど、普通のミステリとしては充分だと思う。前作のインパクトに押されて印象が薄いせいか。

 前作はどちらかというとドラマの方が好みな私は、小説ではバチスタよりもこちらの方が面白かった。
 登場人物が多いのは病院だからしょうがない。

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退出ゲーム


2010年02月19日 読了
 高校1年のチカと、妙に整った顔立ちの幼馴染ハルタ。
二人が学校で起こるいくつかの謎を追う。

 良くも悪くも学園ミステリ。中高生向けか。
謎も、時々チカによって語られる描写も、なかなか面白いのだけれど、どうも結末が弱い。
 アニメ感覚で情景が浮かぶ。

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いかさま師


2010年02月15日 読了
 病気の母に見せようと、古い写真を探していた。そこで見つけた一通の遺言書。そこには自殺した画家の愛があった。

 『このミス』大賞受賞作家の第2弾。絵画をめぐるサスペンス。
柳原慧の作品にしてはちょっと普通な流れだった。もっと、「いかさま師」というタイトルからにじみ出るような、うすら寒い空気を待っていたのだけれど。。。
 トリックはおよそ想像される可能性の内に収まり、専門的な解説がなかったらただの巻き込まれ小説で終わっていた。

 なんだか納得いかないままうまくおさまって終わった。

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特殊防諜班 組織報復


2010年02月14日 読了
 成田空港でテロが発生した。狙われて負傷したザミル。
「新人類委員会」が再び日本に潜入したのだ。

 恵理、舎念、そしてチベット仏教の高僧の生命が危険にさらされている。ただ一人の特殊防諜班・真田の戦いが始まる。

 展開はすっかり判っているので何も心配しないで読める。

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リライブ


2010年02月11日 読了
 獏。悪夢を食べるモノ。

 バク。思い出を食むもの。。。

 選択しなかったもう一つの路。人生の岐路まで巻き戻ってやり直すことができるかわりに、選んで生きてきた人生の思い出をバクがもらう。

 コミックでいえば松本洋子の「闇は集う」的な設定。
短編集なので、2作目で「また同じか」と思ってしまう。
 でも読んでいくうちに、小路幸也の本領が発揮されてどんどん取り込まれていった。

 必ず織りこまれている哀しみが後を引く。

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夕陽の梨―五代英雄伝


2010年02月09日 読了
 第12回歴史群像大賞最優秀賞作。
中国、山に隠棲する男に剣を習っていた朱温は、国を揺るがす大戦が近づいていると聞き、参加する。
 朱温の戦歴の記録。

 ジャンヌ・ダルクやナポレオンの話で多い、戦いながら大陸を渡る物語。この時代の兵法や政治に興味が持てればもっとおもしろいのかもしれない。

 やっぱり主人公を飾る周りの人の魅力が強い。

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特殊防諜班凶星降臨


2010年02月07日 読了
 相変わらず狙われる芳賀一族。それを排除する真田とザミル。
今回はザミルが新人類委員会の総帥と対峙する。

 日本人にはなじみが薄いと思われる宗教のルーツや、自衛隊の豪快な登場など、いつものパターンが広がる。

 これではいつまででも続けられそう。松岡圭祐の千里眼シリーズ並みに。。。

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特殊防諜班 標的反撃


2010年02月06日 読了
 十支族の末裔、芳賀一族抹殺を狙う新人類委員会。特殊防諜班の真田はまたしても「特命」を受けることとなる。

 すでになじみの面々で、さらりと読める。一族の力を受け継ぐ少女が力を失う理由など簡単に想像できるが、最後は相変わらずの鮮やかさ。

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