
使用糸:パピー クイーンアニー (833)
編み図:大人の手編み冬こもの より
ジグザグ模様のストール 260 g 8号針
ミレニアム 6 下: 死すべき女
やっと身元が判明した浮浪者が、エベレストの案内人”シェルパ”のリーダーだったことから、国防大臣の過去が明らかになっていく。
その悲劇は、たくさんの人の人生を傷つけていた。
そしてミカエルがリスベットをあぶりだすために拉致される。
リスベットは、過去を向き合う決意を固める。
妹カミラとの決着をつける時がやってきた。
ミカエルが追っている事件に首を突っ込んでいたら、とんでもない目にあってしまうリスベットだが、それでも見捨てられないのがリスベット。
ミカエルの犠牲に比べたらカミラとの決着はちょっと肩透かしだったが、カミラらしい最後と言えばそう思える。
でも、『ミレニアム』やエリカの存在が薄くなっているのが残念だし、ミカエルの活躍もなんだか曖昧になった。
大げさな兄弟げんかで終わった感じ。
ミレニアム 6 上: 死すべき女
ストックホルムの公園で死んだ男は、黒ずんだ頬に、何本か欠けた指、そして真夏にもかかわらずダウンジャケットを着ていた。
そして妙なことに、ポケットにミカエルの電話番号が書かれたメモが入っていた。
リスベットにも協力を頼み、ミカエルは男のことを調べ始める。
珍しい遺伝子を持った家系であること、かつて国防大臣と交流があったらしいこと、欠けた指について。
妹を追うリスベットと、死んだホームレスを追うミカエルは、どこで出会うのか。
今回はミカエルもリスベットも疲労困憊。
疲れきっているのに休むことをせず、取りつかれたように情報を吸い上げる。
さらに妹のカミラの様子も伝わって、緊迫感が強まってくる。
新3部作の中では一番興味をそそられた。
そしてもう一つの気がかりは、共同経営者のエリカの離婚話。
ハリエットも出てこなくなり、ミカエルの近くに来る女性たちは入れ替わっても行くけど、エリカだけは変わってほしくない。
ミレニアム5 下: 復讐の炎を吐く女
ホルゲルの死が殺人として捜査が始まる。
そして釈放されたリスベットは、ミカエルと共に”レジストリー”の正体を追う。
それは双子に関する不思議な研究で、完全に秘匿されているとわかったミカエルは、リスベットから知らされた双子を調査し、そこに大きな陰謀を見つける。
一方、リスベットに叩きのめされたベニートは仕返しを目論み、仲間と共にリスベットを拉致する。
ぶっきらぼうで他人に冷ややかなリスベットだが、刑務所でいじめられていたファリアを救い、弁護士をつけてその後の生き方までも保護しようとする。
暴力を振るわれることも振るうこともあるのに、理不尽な暴力は他人でも見逃せないでつい手を貸してしまうため、こちらは心配し通しである。
そしてミカエルの方は巻き込まれたことにはとことん調査してしっかり記事にするちゃっかり者だし、この二人は特ダネをつかみ取る力が大きい。
まだリスベットの妹との対決が待っているのだろうが、ホルゲルを失った後に拠り所となる人物がいないままなのは心もとない。
ミレニアム 5 上: 復讐の炎を吐く女
前作で人工知能研究の世界的権威バルデルの息子を助けたリスベットだが、その時の違法行為のせいで2か月の懲役を命じられた。
また、命を狙われているということもあり、最高の警備を誇る女子刑務所に収容されるが、そこでは囚人ベニートが誰よりも権威を誇り、看守さえ篭絡していた。
見過ごせないリスベットは、対決を決意する。
さらに元後見人のパルムグレンとの面会で、自らの子供時代にまだ秘密が残されていると気づき、ミカエルに頼んで調べ始める。
この巻で、リスベットが最も信頼していた人物が殺されてしまう。
連絡を受けたリスベットは一見静かに聞いていたが、その実燃えるような怒りを押し殺していたのだろう。
また不審な人物が次々と出てきて、一市民となったリスベットだが平穏は遠いらしい。
いろんな不安と衝撃の予感をのぞかせて終わる上巻。
いちねんかん
江戸の薬種問屋兼廻船問屋、長崎屋の主夫婦が、九州の別府まで湯治に行くことになった。
1年間長崎屋を預かることになった一太郎は、跡継ぎとしての本格的な修行となることに張り切っていたが、やはり都度都度寝込むこともする。
西から疫病がやってきていると噂をきけば、なぜか疫病神と疫鬼が長崎屋でケンカをすることになったり、押し込みに狙われたり、問題は次々とやってくる。
はたして長崎屋は、両親が帰ってくるまで無事でいられるのか。
長い「若旦那」生活もそろそろ終わりになりそう。
跡継ぎとしての力量が試されると張り切って商いのアイデアをだしてみれば、大番頭にいいように扱われそうになったり、大阪の大店の娘婿を決める試験に立ち会うことになったり、妖たちの起こす騒動だけじゃないことも引き受けることになる。
これまでのように、割と気楽に行動していた一太郎のままではいかない。
区切りが見えてきてこれからが楽しみになる。
jaeger natural fleeceでいろいろ
母より「なんか編んで」と送られてきたイエガー、20玉。
カーディガンが欲しいというが、糸が太すぎてガウン並みにでかくて重くなる。
「重くてもいい」というから編んだのに、

使用糸:jaeger natural fleece (521)
編み図:おでかけニット 3 より
なわ編みのカーディガン951 g 10 mm針
数日後「やっぱり袖なしで」と言われ、

袖、ちぎる。 691 g
余った糸で、

編み図:今着たいニット より
原生林のセーター 584 g 8,10 mm
小物いろいろ

編み図:すべてオリジナル
帽子 94 g 8 mm
ベレー 111 g 8 mm
ネックウォーマー 119 g 8 mm,リッチモア ケイトウ(2)少々
ミニマフラー 96 g 10 mm
刑事さん、さようなら
正月に呼び出された須貝警部補は、一件の殺人を処理後、後輩から「結婚したい女ができた」と相談された。
しかし数日後、後輩は自宅で首をつる。さらに二日後、風俗ライターが河原で殺されているのが発見され、続く人死に納得できない須貝はひそかに調査を進めると、後輩とライターのどちらにも関係のある女が浮かび上がる。
ところが、その女はどうやっても発見できなかった。
いくつかの殺人。そして身寄りのない無害そうな男。
関係は想像がついたが、結末で驚かされる。
須貝は主人公だと思っていたのに違ったのか。
あまりにあっさりとした須貝の様子にしばらく茫然として、語られる二つの「正義」に考えが追い付かない。
前夜
ある田舎町で伝わる〈蛭鬼〉という存在。タブーとされ、誰も口を開かないが、その町出身の兄弟は、その存在を信じていた。
映画スターとなった兄の死を受け入れず、1年後に蘇ると信じて火葬を拒否した弟。
拠り所は父の残した日記のみ。
兄がスターとなった映画の世界へ引き込まれ、学者へコンタクトを取り、探偵を雇って得た真実とは。
土着の信仰を元に、夢と現実を行き来するような、ゆらゆらと漂い揺さぶられるような感覚。
猫を遠ざけたり、ザクロを食べたり、行動をすることでより信じていく様子が狂気を引き寄せているようで不気味な感覚を残す。
ただ、入り込めるほどの力はない。
もっと、取り込まれるような速さと力を持ったほかの作品とは大きく違う気がした。
いわいごと
江戸町名主の跡取り息子・高橋麻之助のところには、日々町内のもめごとや悩み事が持ち込まれる。
今日は、3人で買った富くじが当たった男たちが、どこに旅をするかで揉めていた。
麻乃助は、男たちはきっと他に理由があるのではと思い、突破口を見つけるべく動き出す。
さらに、縁談相手のお雪との先々も決まらずにいる麻乃助のところへは、年頃の友の縁談が先に決まっていく。
こちらは『しゃばけ』と違い、不思議は起こらない。
その分現実の厳しさがあるが、周囲のもめ事を解決に導くところは同じ。
今回は友と自分の縁談や出世という、人生の岐路がたくさんやってきた。
穏やかに見ていられる『しゃばけ』と違い、『まんまこと』シリーズは、何があるかわからない。
