翼竜館の宝石商人


2018年10月10日 読了
 1662年アムステルダム。
海抜が低く、常に浸水と闘っている土地で、宝石商人ホーへフェーンがペストで死に、すぐさま埋葬された。
しかし翌日彼は、自宅の金庫室で窒息寸前で発見される。
画家レンブラントの息子ティトゥスと、記憶を失ったナンドは、その事件に巻き込まれる。

 不思議な世界の話のよう。
湿気と闘いながら、記憶がない事すらもあまり気にしていないナンドが、あっけらかんと生きている様子が、とても面白い。そして次々と興味をそそることが起こる。
表紙の様子から、ペスト医師と外科医たちの人体解剖にかかわる話かと思ってたら、全く違う方向へ誘われていく。
最後ナンドはどうなったのかがとても気になり、しばらく考え込む羽目になる。すっかり取り込まれていた。

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