螺鈿迷宮


2011年04月16日 読了
 桜宮のシンボル「でんでん虫」では、人が死にすぎる。
終末医療、寺、火葬場と、死の一連の作業をすべて備えたその病院で一族が行っていた、人の「死」に対する最先端医療。

 赤い薔薇を受け取り、螺鈿に縁取られた部屋で眠る。
夢と現を行き来するような、あやふやな現実を作り上げた。

 似たような話をどこかで読んだが、やはり必ず破滅を迎える。
今の日本ではそれが常識なのか。

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