たったひとつのプレゼント


2009年12月21日 読了
 性同一性障害。著者の自伝的恋愛小説。
どんな悩みよりも打ち明けにくいし、乗り越えにくい。でもやっぱり人を愛したい。本当の自分の性で。

 考えが煮詰まり、追いつめられ、だけどそこから別の世界を見つけて進んでみようとする。

 前に読んだ「慎治」と同じだけど、こちらはなんだかあまりリアルに感じない。むしろこっちのほうが日記な分、よりリアルなはずなのに。

 テーマが自分には遠くて感情が及ばないんだろうか?でも「女」であり「恋」ならわかるはず。。。

 それはタイトルのプレゼントと、それをくれた男があまりにも胡散臭い気がしたから。当人にしかわからない感情があったんだろうけど、小説ならそれを感じさせないと意味がない。

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